入浴剤を楽しく使うには
入浴剤の効果的な使い方Q&A
入浴剤『浴用剤(医薬部外品)』の製造、販売に当たっては、薬事法により、商品毎に厚生労働大臣の承認、認可を得なければなりません。
承認内容には、名称、成分、効能、用法・用量等が含まれておりますので、基本的には、承認された用法・用量以外の使い方は認められません。
したがって、商品には、承認された使い方が表示してあります。
しかし、当工業会や会員会社には、消費者の方々から「入浴剤の使い方」に関する色々な質問が、数多く寄せられています。
この章では、そんな質問にお応えするために、「入浴剤の上手な使い方」をQ&A形式でまとめました。
Q1. 浴槽の湯の量に応じて、使用量を加減してもよいか ?
構いません。ほとんどの商品は、「お湯○○Lに対して○○gを溶かす」と表示されていますので、表示の割合に合わせて使用量を加減してください。そのためには、ご家庭の浴槽の大きさを知っておくと便利です。
Q2. 入浴剤の効果を得るには、お湯の温度はどの位がよいか ?
一般にはぬるめの湯(冬は40℃前後、夏は37℃前後)に、ゆっくり浸ると効果的です。熱い湯にカラスの行水では、充分な効果が得られません。
Q3. 入浴剤を入れた時に、入浴する時間の制約はあるか ?
一般の入浴剤は、特に制約はありませんが、錠剤タイプの炭酸ガス系のものは、溶かしてから2時間以内に入浴すると、より効果的です。
Q4. 入浴剤を入れたお湯を、翌日沸かし直してもよいか ?
特に問題はありません。しかし、入浴剤の使用、非使用にかかわらず、入浴後のお湯には人体の汚れ(脂肪、粉塵、雑菌等)が溶け込んでおり、何度も沸かし直しすると湯が腐敗し、異臭を放つ恐れがあります。
Q5. 入浴剤を入れたお湯を翌日沸かし直した時に、入浴剤を追加してもよいか ?
同じ入浴剤であれば、特に悪影響はありませんが、つぎ足した湯の量に対応した量の追加が、好ましい使い方です。また何度も繰り返し追加することは、お避けください。
Q6. 異なった商品を併用してもよいか ?
身体に害を及ぼすようなことはありませんが、各々の商品の特性を損なったり、効果が低下したりする恐れがありますので、お避けください。
Q7. 入浴剤の保管に際して、注意することは ?
まず、高温になるところには保管しないでください(例えば風呂釜の上)。また、硫酸ナトリウムを含んだ粉末や顆粒のものは、溶解に至らない量の水が介在すると、内容物が固まる恐れがあります。
したがって、水がかからない場所に保管し、ボトルの蓋はしっかり閉めてください。
Q8. 入浴剤の品質保証期間は ?
製造後適切な保存条件の下で、3年間品質が維持できない場合は、商品に有効期間を表示する義務があります。
有効期間の表示がないものは、長期間保存しても内容成分が変質することはありません。



